はじめ | 僕、数字苦手なんですけど・・・。 どうしたら苦手を克服できるでしょうか? |
ナナ | では、127,650,000は何の数字かわかる? |
はじめ | えーーと、一、十、百、千、万、十万、百万、一千万、一億・・ いちおく・にせん・ななひゃく・ろくじゅう・ごまん・・・・ |
ナナ | これは、2004年8月1日現在の日本の人口ヨ ところで、はじめ君は、どうしていちいち桁を数えるの? しかも、指まで使って! |
はじめ | だって、桁は数えないとわからないでしょう? |
ナナ | でもカンマがあるでしょう! 最初のカンマは、千で、次のカンマは百万なのヨ。 |
はじめ | いつもわからなくなっちゃって・・・ |
ナナ | 苦手を克服する意味でも、まずカンマの位置をしっかり理解しなくてはダメヨ。 |
所長 | まー、まー、ナナさん。 カンマの位置は、もともと分かりにくいのじゃヨ。日本人には。 |
はじめ | エッ、そうなんですか? なんか僕だけデキが悪くて、わかってないと思っていたんですけど、 もともと難しい? |
所長 | そういうことじゃ。 まずは、カンマの基本をしっかり覚えてナ。 下にまとめてあるので参考して みてくれ。 |
カンマと桁のなるへそ(!) そもそもカンマのつけ方は日本人にとっては理解しにくくなっています。 本来ならば、日本語の数字は、万、億、兆というように4桁ごとに 単位が変わるので、 1,0000-->1万 10,0000-->10万 100,0000--->100万 1000,0000--->1000万 1,0000,0000-->1億 10,0000,0000-->10億 : 1,0000,0000,0000-->1兆 とすれば、呼び方とカンマの位置が一致してわかりやすいのです。 しかし残念ながら、カンマのつけ方は欧米方式の3桁づつなので、 1,000 -->thousand(千) 1,000,000 -->million(百万) 1,000,000,000 -->billion(10億) となってしまいます。とてもわかりにくいですネ。 そもそも、カンマのつけ方と数字の呼び方が一致していないので、 わかりにくいのがあたりまえなのです。 少しは気が楽になりましたか? (でもわかりにくいことにはかわりはありませんが・・・) でも結局覚えなくてはいけないので、しっかりカンマの位置を覚えましょう! 最初のカンマがthousand(千)。 次のカンマはmillion(百万) その次のカンマはbillion(10億) さらにその次のカンマはtrillion(1兆) とすれば、覚えやすいかもしれませんネ。 英語で覚えにくい人は、ちょっとカタカナにして サウザン、ミリオン、ビリオン、トリリオンでどうでしょう。 日本語だと、千、百万、十億、兆ですネ。 |
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